万年素組み野郎が、天津風を。 
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 ホビーに明るい友人から、天津風をいただきました。
 実は、手元に届くまで『艦これ』の美少女フィギュアだと思っていました……。

 ウォーターラインシリーズ、懐かしいです。
 今は結構イイお値段になってしまっているのですね……。
 軍モノ関係に全く疎かった自分は、子供の頃に「1箱に2隻入っていてお得」という理由で小型の潜水艦、「飛行機がたくさん入っていてお得」という理由で空母を選んだりしました。

 ↑)灰色一色だー……。
 最近はすっかりガンプラ素組みオンリーで、感覚が麻痺していました。
 そういえば、プラモデルとはこういうものでした。

 余剰パーツがたくさんあったので、本来積んでいない武装を追加したり、飛行機を積んでアレでナニなオリジナルの天津風にしてしまおうか。色もハイカラにして。
 などと一瞬考えましたが、ここはひとまず説明書通りに組むことにしました。

 ↑)部品、小さっ! 事前にピンセットを用意しておいて、本当によかった。
 コレ、艦橋とアンテナ(?)です。
 パーツを接着(接着剤を使うのも久しぶり)する箇所に凹みがあるところもあるけれど、ほとんどは何も印無しなのですね。
 位置決めは、自由にやれ! という事か。

 ↑)大きさ対比用に、0.5mm芯のシャープペンシルと一緒に置いてみました。
 子供の頃に作った時は、糸引いたセメダインでベッタベタになりましたが、あの時よりはマシになりました。
 
 当初は素組みで終了のつもりでしたけど、灰色一色ではあんまりなので、部分部分に色を入れる事にしました。
 取り付けた向きが、ちゃんと合っているのか、パーツが小さくてイマイチよくわからない。

 ↑)ビロ~ンとしたパイプ(?)の取り付け位置を完全に間違えています。正確には艦橋の横にある穴に刺します。この後なんとか外して、正確な位置に付け直しました。
 甲板部分をブラウンで塗りましたけど、そういえば子供の頃に筆塗りで塗った時も、こんな感じでガビガビヘロヘロになったなぁ……(T△T;)。

 船体サイド部分は、素の状態では表面がツルッツルで何もなかったので、熱した針で窓を開けました。
 しかし針が太すぎました。窓というより砲弾の跡のようです。ううう……。

 一応、完成……ではあるのですが。
 出来が気まずいのは、重々承知しております。でも、楽しい!

 ちょっと手を加えるたびに、たとえ失敗したとしても「私の船」感になる喜び。上にも記したとおり、余剰パーツも付属していますし、位置決めも自由。ですから極端な話、武装は全部魚雷にしてもいいですし、飛行機を積んでもいいし、艦橋を前後逆に接着してもいいのよ……。
 そして、この「私の船」を肴に、自作物語を夢想するのです。

 プラモデルを作る楽しさって、これですよねぇ。
 この素晴らしい感覚を、イマドキの子供達も味わってほしいです。
 いろいろなものが育まれます、絶対。

 さぁ、次は何を作りましょうか。
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[2016/06/01 00:02] | [ 日記 ]日記  | トラックバック(-) | コメント(-)
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